ハイチ共和国を知ろう!


2021. 8. 25

駐ハイチ日本国大使 水野光明さんによるハイチ紹介コラム

幸田町公式ホームページに連載されています。以下のリンクからご覧ください。

 

第1回 ハイチと愛知(その1)  国名の呼び方について

 

第2回 ハイチと愛知(その2) その交流と協力関係について

 

第3回 ハイチの国旗 - 団結は力なり

 

第4回 ハイチの国歌 - 壮絶な独立戦争の記憶

 

第5回 コロンブスの航海 - サンタ・マリア号の錨(いかり)

 

第6回 フランス植民地時代の繁栄 - 世界一の植民地「アンティル諸島のパリ」

 

第7回 ハイチ革命 - 黒人奴隷が自力で独立を成し遂げた稀有な国

 

第8回 ハイチ英雄列伝1 奴隷解放を実現した黒いナポレオン - トゥサン・ルヴェルチュール

 

第9回 ハイチ英雄列伝2 独立に導いた祖国の父 - ジャンジャック・デサリーヌ

 

第10回 ハイチ英雄列伝3 世界遺産シタデル(城砦)の建設者 - アンリ・クリストフ

 

第11回 ハイチ英雄列伝4 国際社会仲間入りへの涙ぐましい努力 - アレクサンドル・ペチョン

 

第12回 ハイチの魅力 - メタルアート:ハイチ芸術文化の次世代への継承に向けた努力

 

第13回 ハイチの人権・社会派映画監督 アーノルド・アントナン監督

 

第14回 ハイチはなぜ世界最強のナポレオン軍に勝利できたのか - ナポレオンの北米植民地帝国建設構想とジェファーソン第三代米大統領の対応

 

第15回 ハイチの国際社会への仲間入りの代償 - フランスへの賠償金支払い 

 

最終回 コラム連載を終えるにあたって


東京オリンピック・パラリンピックにあわせて政府が推進するホストタウンの取り組みで、幸田町はハイチ共和国のホストタウンとして登録されています。

オリンピックは1年延期となりましたが、この機会にハイチ共和国についてもっと知ってみましょう!

 

■ホストタウン登録について

ハイチはフランス語でHaiti、クレオール語でAyitiと書き、その発音が「アイチ」に似ていること、駐ハイチ大使の水野さんが幸田町出身であることから登録の運びとなりました。ちなみにAyitiとは、先住民の言葉で「山々の土地」を意味するそうです。

 

■地理

ハイチ共和国は、カリブ海のイスパニョーラ島の西側にあります。この島は、1492年にコロンブスがヨーロッパから大西洋を横断して到達した島です。

 

■ハイチ料理

歴史的背景からフランスとアフリカの影響を受けています。代表的な料理を紹介します。

スープ・ジュームー:カボチャと牛肉のスープ。新年の伝統料理。作り方はこちら(YouTube)

ハイチコーヒー:ラム酒を少し入れて飲むのが特徴。

 

■過酷な現実

ハイチは1804年にラテンアメリカ初、アメリカ大陸でもアメリカ合衆国に次いで2番目となる、植民地支配からの独立を実現しました。また、世界最初の黒人による共和国でもあり、由緒ある国とも言えます。しかし現実には、独立から続く混乱に加え、地震・ハリケーンの被災もあり、現在は世界の最貧国のひとつです。2019年の一人当たりGNI(国民総所得)は790US$でした。日本は41,690US$でしたから、その1/50以下です(2020.7世界銀行)。その貧困は教育にも影響を及ぼし、子ども達の約半数は学校に通うことができていません。

 

■最近の話題

アメリカのヒップホップミュージシャンのカニエ・ウェスト(Kanye West)氏が、ハイチで未来の都市(City of the Future)の建設を計画しているそうです。2020年9月に彼はハイチを訪れてジョヴネル・モイーズ大統領と面会し、Twitterにこのように書き込んでいます。

「我々は今、仕事を増やし、開発を行い、地元の農家や漁師たちをサポートし、このとても美しい国に新たな CITY OF THE FUTURE を作るため、ハイチ政府と共に協力している。」

この計画がハイチを貧困から救い、文字通り子ども達の明るい未来につながるといいですね。


幸田町立図書館に開設されたいたハイチに関する特設コーナーが2020.9.13で終了しました。


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